「「壁紙にスキマが…これって手抜き工事?」新築2年目にクロスがひび割れる本当の理由と、プロが教える直し方

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「せっかく建てた新築マイホームなのに、壁紙(クロス)の角に白いスキマができちゃった…」
「もしかして、大工さんの手抜き工事?家が傾いているの?」

毎日過ごすお家だからこそ、壁紙にピピッと1本、すき間やひび割れが見えると、すごくショックだし不安になりますよね。

こんにちは!現場監督を35年、お家のメンテナンスを5年やってきた、合わせて40年の「お家のプロ」です!

お引き渡しから1年〜2年が経った施主様から、この「壁紙のスキマ」について相談されることが本当にたくさんあります。
まず、不安でいっぱいのあなたに、一番に伝えたい結論があります。

これは手抜き工事でも、家が壊れるサインでもありません!お家が健康(けんこう)に育っている証拠です。安心してくださいね。

なぜ「新築から2年目くらい」になると、壁紙にスキマができやすくなるのでしょうか?
今回は、40年の現場経験をもつ私が、その仕組みと「お家でできるカンタンな直し方」を小学生でもわかるように優しく解説します!


1. なぜ2年目?壁紙にスキマができる「2つの理由」

新築の壁紙が引っ張られてスキマができる原因は、大きく分けて次の2つです。

① お家の「木」が縮んで動いているから

前回の「床鳴り」のお話でもお伝えしましたが、お家を支えている「木」は生きています。
特に新築の木材は、まだ中に水分をたくさん含んでいます。それが、お引き渡しから1年〜2年かけて、お部屋のエアコンや季節の乾燥によってじっくり乾き、ほんの少しずつ縮んでいくのです。

木が縮むと、お家の骨組み(柱など)が数ミリだけ動きます。その上からペタッと貼られている壁紙が、木の動きに引っ張られて「ピシッ」と裂けたり、すき間ができたりするわけです。
人間でいうと、冬に乾燥してリップクリームを塗らないと、唇(くちびる)がピッと切れてしまうのと同じですね。

② 日本の「四季(しき)」による伸び縮み

壁紙(クロス)自体や、その下にあるボードも、湿度(しつど)によって伸びたり縮んだりします。
* 夏(じめじめ期): 湿気を吸って、壁紙がウインナーのように「膨らむ(伸びる)」
* 冬(カラカラ期): 乾燥して、壁紙が縮んで「引っ張り合う」

この「伸びて、縮んで」を最初の2年間でぐるぐると繰り返すうちに、壁のコーナー(角)などの弱い部分に、だんだんと隙間が空いてきてしまうのです。


2. 【プロの助言】クロスの修理は「2年目の点検」がベストタイミング!

「見つけるたびにハラハラするから、今すぐ直してほしい!」と思うかもしれません。
でも、現場監督の私から言わせてもらうと、「新築2年目までは、あえてそのまま様子を見る」のが一番賢い選択です。

なぜなら、木が乾燥して動ききるのには、だいたい2年かかるからです。
1年目に慌てて綺麗に直しても、木がまだ動いている途中なので、次の冬にはまた同じ場所にスキマが空いてしまいます。

多くの住宅会社やハウスメーカーでは、「2年目定期点検」が用意されています。この2年目のタイミングになれば、お家の木もすっかり乾燥して動きが落ち着いています。点検のときに「こことここの隙間を直してください」と大工さんにお願いすれば、一気に綺麗に直してもらえて、その後はもうほとんど隙間が出なくなりますよ!


3. 自分で直せる?気になるスキマを隠す魔法のアイテム

「2年目の点検まで待てない!」「保証期間が過ぎちゃった…」という大人のみなさんへ、自分で5分で直せるプロの技を教えます。

ホームセンターやネット通販(Amazonなど)に売っている、「ジョイントコーク」「ボンド かべコーク」というチューブ入りの補修材(ほしゅうざい)を使います。壁紙の色に合わせて(だいたいはホワイトかアイボリー)、以下の手順で塗るだけです。

  1. 壁紙のスキマのほこりを、乾いた布でサッと拭き取る。
  2. スキマの線に沿って、チューブから白い液をピャーッと細く塗る。
  3. 濡らした布(または指先)で、上からなぞって平らにして、はみ出た分を拭き取る。

これだけで、目立っていた黒い影(スキマ)が、まるで品物が新品に戻ったかのように綺麗に消えてなくなります!


まとめ:2年目のすき間は、家が馴染んだ証拠です

新築2年目におきる壁紙のスキマは、お家が日本の気候(きこう)に一生懸命なじもうとしてがんばった「お家のがんばり傷」です。決して欠陥住宅ではないので、どうか不安にならないでくださいね。

もし、「2年を過ぎてもどんどんスキマが広がっていく」「壁紙だけでなく、下地ごと大きくズレている気がする」という場合は、木材の乾燥ではなく、雨漏りや地盤など別の原因(SOSサイン)が隠れていることもあります。

「建てた会社が倒産してしまった」「10年以上メンテナンスしていないから一度プロに見てほしい」という方は、ぜひ一度、住まいの無料点検や優良業者さんへの一括見積もり相談を使ってみてください。

あなたの大切なマイホームを長持ちさせるために、プロの目を上手に頼ってくださいね。現場からは以上です!

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